
こんにちは、ぷっかです。
今回は「BtoC企業とBtoB企業の特徴と魅力」ついて知りたい人向けの記事です。
就活するまで知らなかった人も多いと思いますが、「BtoB」とか「BtoC」とか、就活しているとよく聞きますよね。
自分が就職する会社を考える上で、これらの違いについて理解することは非常に重要だと思います。
ということで、詳しく解説していきます。
BtoC企業の特徴

BtoCとは「Business to Consumer」の略で、製品を一般の消費者に販売する企業のことをBtoC企業と呼びます。
普段スーパーなどで買い物をしていて、よく目にする商品を販売している会社がほとんどです。
以下のような企業が「BtoC企業」にあたります。知っている会社が多いかと思います。
- 食品:味の素、明治、日清食品、ヤクルトなど
- 飲料:サントリー、キリン、アサヒ飲料など
- 消費財・化粧品:資生堂、花王、ライオンなど
- 自動車:トヨタ自動車、本田技研工業、スズキなど
- 航空:JAL、ANA、バニラ・エアーなど
- 銀行:みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行など
- その他:JT、TOTO、任天堂など
そんなBtoC企業には、BtoB企業と比較して、いくつかの特徴があります。
一つずつ解説していきます。
- マーケティング力が重要
- 知名度が高い
- 倍率が高い
マーケティング力が重要
BtoC企業の製品には以下のような特徴があります。
- 比較的価格が安い
- 機能面での差別化が難しい
BtoC企業の製品は安いものが多いです。
例えば歯磨き粉、色々種類はありますが、どのような違いがあるか知らずに購入しているという人がほとんどだと思います。
基本的に薄利多売の商品が多く、差別化するのがとても難しいです。
そのため、企業としては消費者に自社製品を知ってもらい、なおかつ、いいイメージを持ってもらう必要があります。
どんなターゲットに向けて、どんな価値を伝えるのかを考えて、その人に向けてマーケティングをしていきます。
テレビCMやYoutubeの広告などは、そのために打っているわけです。
BtoC企業では、こういった「マーケティング」の部分が非常に大切になってきます。
知名度が高い
BtoC企業の知名度は、BtoB企業と比べて凄まじいです。
その理由は先ほど話した「マーケティング」にあります。
BtoC企業は一般の消費者に対して、自社の製品を知ってもらおうとCMやネット広告を打ち出しています。
その結果、商品や会社名が多くの人の目に触れることになります。
結果として知名度はどんどん上がっていきます。
「知らない人いないでしょ!」ってぐらいの会社が多数ありますね。
倍率が高い
先ほどBtoC企業は知名度が高いとお話ししました。
知名度が高いということは、就職活動で応募する学生の数も非常に多くなります。
あの有名な会社に入りたいなーという学生がとりあえずで応募するパターンが結構あります。
さらに有名な会社でも、意外と会社規模が小さかったりします。食品会社にこのパターンが多いです。
こうなると倍率はめちゃくちゃ高くなってしまいます。
特に何も考えず応募する学生も一定数いるので質は低いかもしれませんが、倍率はやっぱり低いほうがいいですよね…。
BtoB企業の特徴

BtoBとは「Business to Businesss」の略で、製品を企業に販売する企業のことをBtoB企業と言います。
以下のような企業が「BtoB企業」にあたります。
あまり聞いたことのない会社もあるかもしれませんが、全て非常に大きな企業です。
- 商社:三菱商事、三井物産、伊藤忠商事など
- 海運:日本郵船、商船三井、川崎汽船など
- 化学業界:三菱ケミカル、住友化学、旭化成など
- 素材業界:日本製鉄、クラレ、旭硝子、東レなど
- 自動車部品:デンソー、アイシン、ジェイテクトなど
- 電子部品:村田製作所、オムロン、京セラなど
- 精密機械:オリンパス、ファナック、キーエンスなど
- 重工:三菱重工、川崎重工など
- 広告:電通、博報堂など
そんなBtoB企業の特徴は以下の通りです。
- 安定した企業が多い
- グローバルな企業が多い
- 知名度が低い
- 倍率が低い
安定した企業が多い
BtoBメーカーは名前の通り「企業」が顧客となっています。
そのため、BtoCメーカーとは違って「顧客の数は少なく」なりますが、企業単位で取引を行うため「取引金額は何億何十億」となります。
多くの人間が関わって来るため購入するまでのプロセスは長くなりますが、一度契約が交わされるとその関係は維持されるということがほとんどです。
そのため、BtoB企業には安定した業績を上げている企業が多いです。
グローバルな企業が多い
BtoB企業は「海外売上比率が高い」ところが結構多いです。
BtoB企業が提供する商品やサービスに地域特性はあまり出ないからです。
例えば、アメリカのスマホも日本のスマホも、必要となる電子部品の特性は大きく変わりません。
現に、iPhoneにも日本製の部品が数多く使用されています。
海外の駐在員が多い会社も多く「海外で働ける可能性は高い」と言えます。
グローバルに働きたい人にとっては良い環境と言えます。
ただ、グローバルを望む際に注意するべきことがあります。
以下の記事にまとめたのでぜひ読んでみてください。
知名度が低い
BtoC企業とは違って「知名度は正直低い」です…。
たまーにCMをしてる企業もありますが、マーケティングに力を入れていない会社も多いので、知られていない企業が多いです。
- 「友達に紹介しても伝わらない」
- 「親にも知らないって言われる」
- 「合コンでもモテない」
こういう悩みは生まれるかもしれません。笑
内定先を自慢したいという思いがある人には、デメリットかもしれません。
とはいえ、就活をちゃんとした人はどの会社も知っているはずです。
倍率が低い
知名度が低いということは、応募して来る学生も少なくなります。
BtoC企業のように「とりあえず」という形で応募する学生は、ほとんどいないと言っていいでしょう。
そのため基本的に倍率は低くなります。
ただ、応募して来る学生の質は高くなっている可能性があります。
周りの人の評価はどうでもいい、という人はBtoB企業も要チェックです。
まとめ:BtoC企業もBtoB企業もチェック

BtoC企業の特徴はまとめるとこんな感じ。
- マーケティングが大切
- 知名度がすごい
- けど倍率もすごい
BtoB企業の特徴はこんな感じ。
- 安定した企業が多い
- グローバルな会社が多い
- 知名度があまりない
- けど倍率が低いので狙い目
企業についてあまり調べていない人は、BtoC企業ばかり見がちです。
ですが世の中には数多くの企業があり、優良なBtoB企業がたくさんあります。
四季報などを読んで多くの企業について調べておきましょう。では、また。
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