こんにちは、ぷっかです。
総合商社・大手食品会社・デベロッパーなど7社から内定を頂きました。
当サイトでは、その中での学びやノウハウをまとめています。
今回は、「働く上で年収を意識する就活生向け」の記事です。知っておくべき真実が大きく分けて3つあります。
多くの就活生が四季報などで給料を見て「ここは給料高いなー、ここは安いなー。」などと判断しているかと思います。
年収が大切だと思う就活生は、ぜひここで紹介している事実を覚えておきましょう。
平均年収の事実①「高く見積もられている時がある」
突然ですがこれを見てください。ある会社の平均年収についてです。
スクウェア・エニックス・ホールディングスの
https://clabel.me/companies/15498
平均年収(2018年度)は1429万336円です。
ほとんどの人が「たかっ」って思うと思いますが、これにはカラクリがあります。
- 平均年齢:46.9歳
- 従業員数:20名
- 平均勤続年数:5.1年
従業員数が少なすぎますし、平均年齢もちょっと高いし勤続年数は短すぎです。はい、そうなんです。これがカラクリです。
スクウェア・エニックス・ホールディングスは様々なグループ会社を統括する会社で、いわゆる「お偉いさん」が所属する会社です。
新卒で入るような会社では無いのです。
つまり年収を見る際には様々な要素が重要になります。名前に「ホールディングス」とある場合は、特に要チェックです。
高い年収を見て「自分も同じ額がすぐに貰える」とは思わないほうがいいかもしれません…。
- 年収900万(平均年齢40歳)
- 年収800万(平均年齢30歳)
こういった場合、後者の方が生涯貰える給料は多い可能性があります。
逆に低い年収を見て「こんなに少ないのか」とすぐに悲観する必要もないです。
ベンチャー企業は若い人が多い傾向にあり、その分年収も低くなりがちです。そこまで考えて、平均年収をチェックしましょう。
平均年収の事実②「低く見積もられている時がある」
続いてこちらを見てください。こちらはトヨタの平均年収についてです。
トヨタの平均年収(2018年度)は832万円です。
https://career-picks.com/average-salary/toyota-nenshu/
「思ったより安い」と思った方はいませんか?普通に高い水準ではありますが、「天下のトヨタでこれぐらいか」と思った人も多いと思います。
実はここにもカラクリがあります。トヨタの年収が思ったより低い理由は、「株主から文句が出ないよう低く見せている」からです。
株主は「社員の給料を無駄に高くするなら、その分株主に還元しろ」と言います。一方でトヨタが嘘をつくわけにはいきません。
そこで多くの企業がとっている策が「一般職や現場社員の給料を含める」という策です。
同じ会社であっても、これらの職に就いている人の給料は総合職の人よりも低くなっています。
結果的に、平均年収が総合職の実際の年収よりも低くなります。
こういった手法は「メーカー」などの現場労働者が多い会社で取られています。
「従業員数の多い企業は、現場労働者を含んでいる」可能性があるので、そういった会社の実質の年収はもっと多いと考えていいでしょう。
*総合職平均の年収が算出されている企業もあります。その辺りは要チェック。
平均年収の事実③「初任給が高い=年収が高い」では無い
初任給はやっぱり高い方がいいですよね。初任給が高いのは、ベンチャー企業に多いです。
「初任給30万円」みたいな水準もザラにあります。
ですがこれは要注意です。(大手企業の初任給は「20万ー25万円」ぐらい)
これを鵜呑みにしてしまうと後悔してしまう可能性があります。その理由はこちらです。
- 「初任給は高いが、その後はほとんど上がらない」
- 「ボーナスはほとんどもらえない」
- 「福利厚生がほとんどない」
知らずに入ってしまうと後悔してしまいます。しっかり情報収集をしておきましょう。
特に福利厚生で年収が100万円近く変わる場合もあります。
ベンチャー企業やIT企業は特に人材不足です。初任給を高くして就活生を確保しようとしています。
もともとベンチャー企業志望の人はいいですが、長期的な視点を持つことも重要です。
平均年収をさらに深掘り
もっと給料について深い部分まで考えたい人は「3つの要素の割合」を知るべきです。
- 基本給:年齢を重ねると上がる
- 残業代:残業時間によって左右
- ボーナス:個人・会社の業績に左右
これらの要素の割合を見れば、給料の安定性が分かります。
基本給の割合が多い場合、給料の安定性は高いと言えます。年収も基本給も高いのが嬉しいですね。
残業代の割合が多い場合、社員の多くがたくさん残業しているということです。残業規制が進めば、給料は減ってしまうかもしれません。
ボーナスの割合が多い場合、会社や業界が傾くと大幅に削られる可能性があります。100万円ぐらい上下する業界もあります…。
こういった要素も考えていくと、会社選びに間違いはなくなりそうですね。
まとめ:給料は鵜呑みにしない
四季報などに書かれている給料やHPに乗っている初任給だけを鵜呑みにすると、「こんなはずじゃ…」となってしまいます。
給料に関する事実をしっかりと知った上で企業選びをしましょう。情報収集はとても大切です。
まだ「内定」が無い就活生へ
こんな就活生、結構いるんじゃ無いでしょうか?
- 「学生時代に頑張ってきた事が特にない…」
- 「やる事が多すぎて就活に時間が割けない…」
- 「就活を始めるのが遅すぎた…」
正直、僕も学生時代はこれに当てはまっていました。理系の大学院生だったので研究に追われ、学生時代に頑張ったことも特になしです。
しかし、結果的に総合商社を含む7つの会社から内定をいただく事ができました。その理由は「質の高い就活サービス」をうまく活用したからです。
ここではまだ「内定」をもらえていない就活生のために、質の高い就活サービスを厳選して5つまとめました。
ぜひ、上手く活用して内定をGETしてください!
①内定者の体験記が見れる「unistyle」
「unistyle」は、質の高い選考情報が豊富な就活サービスです。内定者からの詳しい選考情報やアドバイスが掲載されているので、活用しない手はありません。
掲載されているESの数は5万を超えており、情報は常に最新のものに更新されています。僕自身、就活中にかなりお世話になりました。
また、unistyleは「選考体験記」を買い取ってくれるところもオススメポイントです。内定の確率を高めながら、お金も稼げる一石二鳥のサービスです。
②Amazonギフトをゲット「ONE CAREER」
「ONE CAREER」も、unistyleと同じく質の高い選考情報がウリの就活サービスです。
たまにですが、unityleに選考情報が掲載されていない企業があります。そんな時は、ONE CAREERの活用をオススメします。
ONE CAREERも体験記の買取を行ってるので、内定者による体験記の質は非常に高いです。内定率UPに大きく貢献してくれます。
今なら以下のURLから登録するだけで、500円分のAmazonギフトがもらえます!(学生証ではなく、大学のメールアドレスでの登録が必要です)
③テストを攻略「Webテストの解答集」
対策が意外と大変なのが「Webテスト」です。テストセンターやWebテストにはかなりの種類があるため、全部対策していたらとても時間が足りません。
時間がない人やテストに自信が無い人は、Webテスト解答集の利用をオススメします。入手方法は大きく分けて以下の3つです。
- ネット経由で購入する
- 先輩から引き継がれている解答集を使う
- 友人にもらう
このようにいくつかの種類がありますが、引き継がれたものは新しいテストに対応していないことがあるので、個人的にはネットで購入するのをオススメします。
以下のnoteで、オススメのWebテスト解答集を紹介しています。総合商社や外資系企業に内定をもらった友人と作成・更新しています。ぜひ活用してみてください!
④選考STEPを短縮「OfferBox」
「OfferBox」は企業側からオファーをもらう事ができるサービスです。登録企業には、以下の通り有名な会社が並んでいます。
逆求人サイトには結構種類がありますが、「OfferBox」はその中でもスカウトの質が高いです。このサイトに登録しておくだけで、たくさんの企業からオファーがもらえます。
その多くが、ES免除やインターンの招待など、選考STEPを免除したものです。大手企業からもしっかりスカウトが来る(僕は年収1,000万の企業に内定をもらいました)ので、まだ内定が無い就活生はぜひ登録しておきましょう。
OfferBoxは自己分析ツール『Analyze U+』の質が高いので、これを使って効率よく自己分析するのもオススメです!
⑤楽に内定をゲット「dodaキャンパス」
「dodaキャンパス」も質の高い逆求人サイトです。OfferBoxだけじゃ物足りないという人は、こちらにも登録しておくことをオススメします。
dodaキャンパスは「ベネッセ」が運営している逆求人サイトです。OfferBoxと同様に、選考を免除したスカウトが多く届きます。
就活のプロがESを添削してくれるキャリアサポートも充実しているので、誰か相談役が欲しい人は登録しておきましょう!
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