こんにちは、ぷっかです。
総合商社・大手食品会社・デベロッパーなど7社から内定を頂きました。
当サイトでは、その中での学びやノウハウをまとめています。
就活する上で避けては通れないのがWebテストです。高学歴の人でもここで落とされてしまう人が結構います。
今回はその中でも「SCOA」と呼ばれるテストについて紹介します。「SCOA」は知識問題が比較的多く、社会や理科の常識的内容も出題されるテストです。
テスト自体はそこまで難しいものではないですが、舐めてかかると足元を救われます。ということで、「SCOA」の詳しい対策方法まで解説していきます。
「SCOA」とは?
まずは「SCOA」とはどういう試験なのか、詳しくまとめておきます。
敵を攻略する前に必要なのは、まず相手を知ることです。「SCOA」がどういう特徴を持っているのかを、ここで完璧に知っておきましょう!
ここでは、以下の内容を説明していきます。
- SCOAの「特徴」とは?
- SCOAに「必要な能力」とは?
- SCOAの「試験科目」とは?
SCOAの「特徴」とは?
まずは「SCOA」を受験する上で、前もって知っておくべき特徴を紹介したいと思います。
以下の点は非常に大切なポイントです。
- 全体的に知識問題が多い
- 複数の科目を一気に解く
- 常識問題では社会と理科の知識が必要
- テストセンターは使い回しが出来ない
全体的に知識問題が多い
最初は「全体的に知識問題が多い」という点です。「SCOA」は知っていれば解ける問題が多く出題されます。
これは言語や数理問題だけでなく、英語や常識問題も同じです。具体的に言うと、熟語を知っていれば解けてしまう問題や、英単語を知っていれば解けてしまう問題です。
その場で考える必要がない問題が多いので、地頭というよりは知識があるかどうかが重要になってきます。
複数の科目を一気に解く
続いては「複数の科目を一気に解く」という点です。「SCOA」の種類にもよりますが、一定時間の中に全ての科目の問題を解く形式が基本です。
「SCOA」にはいくつかの種類がありますが、就活で良く活用されるものは「SCOA-A」と呼ばれるものです。
詳しくは後述しますが、「SCOA-A」では60分で5つの科目の問題を解くことになります。
常識問題では社会と理科の知識が必要
続いては「常識問題では社会と理科の知識が必要」という点です。多くのWebテストでは国語・数学・英語の知識が求められますが、「SCOA」ではそれに加えて社会と理科の知識が求められます。
社会と理科は「常識」という科目の中で出題され、それぞれ10問ずつとなっています。
社会や理科の知識が必要なテストは非常に珍しいので、事前に対策しておくことをオススメします。
とはいえ、そこまで難しい問題は出題されないので安心してください!
テストセンターは使い回しが出来ない
続いては「テストセンターは使い回しが出来ない」という点です。これは主要なテストセンター形式のテストでは「SCOA」のみに当てはまる特徴です。
SPIテストセンターやヒューマネージ社のテストセンターは使い回しができるテストとして知られていますが、「SCOA」のテストセンターは使い回しが出来ません。
そのため付け焼き刃ではなく、何度受けても良い点数が取れるように準備しておくことが得策です。
使い回しできないのは結構不便ですね…。
SCOAに「必要な能力」とは?
続いては、SCOAに「必要な能力」についてです。
先ほども特徴の中で話した通り、「SCOA」では知識問題が多く出題されます。そして、それぞれの問題はそれほど難しいものではありません。
「SCOA」は、ESの文章だけでは分からない「中学・高校までの基礎学力」が求められます。
この能力差で、書類選考の足切りが行われています!
SCOAの「試験科目」は?
続いては、「SCOA」の試験科目についてです。求められている「基礎的な学力」は、下記の試験科目で可視化されています。
全部で5つの科目があります。(ここではSCOA-Aについて紹介しています。)
- 言語
- 数理
- 論理
- 英語
- 常識
「SCOA」では「言語」「数理」「論理」「英語」「常識」の5つの科目で、就活生の能力・ポテンシャルを判断します。
基本的には5科目の120問を60分で解きますが、企業によって制限時間や問題数が変わることもあります。
「SCOA-A」以外については下記記事を読んでみてください!
SCOA「言語」の対策
ここからは、科目ごとに対策方法を紹介していきます。さらに詳しくはそれぞれ別記事で解説しているので、そちらを参考にしてください!
まずは「SCOA」の「言語」についてです。言語の問題は大きく分けて2つの種類に分ける事ができます。
- 言葉の意味についての知識問題
- 読解力が必要な長文問題
知識だけで解答できる問題は「熟語」や「慣用句」の問題です。また、読解力が必要なのは「長文読解」の問題です。
求められる知識の幅はそれほど広くないので、問題集を使った対策が高得点への近道です。可能であれば、練習企業でテストセンターやWebテストに挑戦するのがオススメです。
「SCOA」を利用している企業など、より詳しくは以下の記事を読んでみてください!
SCOA「数理」の対策
続いては、SCOA「数理」の対策についてです。数理の問題内容は大きく分けて以下の2つに分ける事ができます。
- 公式を覚えれば簡単に解ける計算問題
- その場で解き方を考える必要が¥ある問題
公式を覚えれば簡単に解けてしまうのは「四則計算」や「方程式」の計算問題です。こちらは解法を暗記しておくだけなので、全く難しくありません。
また、じっくり考える必要があるのは「数列」や「数的推理」の問題です。こちらは公式の暗記で立ち向かうことはできません。問題集でよく出題される問題形式に慣れておく必要があります。
以下の記事で、例題を用いながらより詳しく解説しています。
SCOA「論理」の対策
続いては、「論理」についてです。論理的思考力や推理力が必要な科目で、他の科目と比べて少し難しい問題が多いです。
論理の問題内容は大きく、以下の3つに分ける事ができます。
- サイコロを使った問題
- 推論形式の問題
- その他
「論理」では、サイコロを使った問題・SPIテストセンターの推論に似た問題・その他の「年齢算」や「道順の組み合わせ」を考える問題が出題されます。
一見難しい問題が多いですが、事前に解き方を覚えておけば対策できる問題が多いです。問題集を活用して、それぞれの問題に対する解き方を覚えておきましょう!
以下の記事で、より詳しく解説しています。
SCOA「英語」の対策
続いては、「英語」についてです。
「SCOA」の英語では長文問題の出題がありません。そのほとんどが知識さえあれば解ける問題で、ほとんどが単語問題です。
- 単語の意味を答える問題
- 空欄補充形式の問題
- その他
SPIテストセンターやTG-WEBの英語は、読解力や高い単語力が必要でかなり難しいことで知られており、帰国子女でも完答は難しいとされています。
しかし、SCOAの英語は比較的簡単な知識問題がほとんどです。「SCOA」のために英語を勉強するのはもったいないので、TOEICの対策などと併用するのが個人的なオススメです。
例題を見てみたいという人は、以下の記事を読んでみてください!
SCOA「常識(社会・理科)」の対策
最後に紹介するのは「常識」という科目についてです。こちらは社会と理科の知識が必要な科目で、「SCOA」の特徴的なテストと言えます。
「常識」の問題内容は大きく、以下の2つに分ける事ができます。
- 社会(地理・歴史・公民)
- 理科(化学・物理。生物・地学)
出場きのように題範囲自体はかなり幅広いですが、出題される内容は大体決まっています。こんなの聞いたことがない、というような知識が求められることは稀です。
そのため、「問題集で基本的な知識を蓄えておく」「実際にテストを受けてみる」というのが有効な対策です。
この科目のためだけに時間を割いて対策するというのはあまり得策ではないので、やめておきましょう!
まとめ
今回は、「SCOA」の概要とそれぞれの科目の対策方法について紹介してきました。
「SCOA」は基礎的な学力を測定するために利用されるテストです。知識問題が多いので、事前に求められる知識を学んでおくことをオススメします。
また、テストセンター形式のものは使い回しできないので気をつけましょう!
まだ「内定」が無い就活生が使うべきサービス
こんな就活生、結構いるんじゃ無いでしょうか?
- 「学生時代に頑張ってきた事が特にない…」
- 「やる事が多すぎて就活に時間が割けない…」
- 「就活を始めるのが遅すぎた…」
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「dodaキャンパス」も質の高い逆求人サイトです。OfferBoxだけじゃ物足りない、内定の確率をさらにあげたいという人は、こちらにも登録しておきましょう。
dodaキャンパスはあの有名な「ベネッセ」が運営している逆求人サイトです。OfferBoxと同様に、選考を免除したスカウトが多く届きます。
就活のプロがESを添削してくれるキャリアサポートも充実しているので、誰か相談役が欲しいという人は登録しておきましょう!
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「ジョブティ」も企業からオファーが届く形式のサービスです。ただ、他と少し違うのは、学歴やESの内容ではなく、仕事力でスカウトが届く点です。
まだまだ学力フィルターが存在するのは事実ですが、学力と仕事力の相関はそこまで高くありません。そのため、学歴はないけど仕事力には自信がある人にオススメ。
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