
こんにちは、ぷっかです。
総合商社・大手食品会社・デベロッパーなど7社から内定を頂きました。
当サイトでは、その中での学びやノウハウをまとめています。
Webテスト・テストセンターにはたくさんの種類があり、その中でも少し特殊なのが「SCOA」という能力検査です。
「SCOA」で出題される「常識」という科目では、社会と理科の問題が10問ずつ出題されます。しかし、全てを網羅しようと思うと幅広すぎて難しいのが正直なところです。
ということで今回は、SCOA「常識」の対策方法について紹介していきます。
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「SCOA」とは?「常識(社会・理科)」とは?

まずは、「SCOA」と「常識」について簡単に解説していきます。
もう知っている、という人も基本情報をもう一度整理しておくことをオススメします。
「SCOA」とは?
「SCOA」はNOMA総研という会社が作成している能力テストの一つです。「SCOA」の中にもたくさんの種類がありますが、就活でよく使われるのは「SCOA-A」と呼ばれるテストです。
「SCOA-A」では、言語・数理・論理・英語・常識の5科目のテストを60分で回答します。
今回紹介する「常識」という科目では、社会や理科の知識が求められます。これは「SCOA」に特徴的な点です。知識があれば解ける問題も多いので、事前に対策しておくことをオススメします。

最近ではテストセンター版も利用されています!
SCOA「常識(社会・理科)」で求められる能力
「常識」という科目で求められるのは「社会」と「理科」の基礎的な知識です。
科目の名前にもなっている通り、基本的には常識的な問題が出題されます。そこまで難しい問題が出題されるわけではありません。社会や理科の知識なんてもう忘れてしまった…という人もそこまで怯えなくて大丈夫です。
SCOAという試験自体が「総合的な基礎学力」を測定するテストなので、総合力を図る物差しの一つと考えておきましょう。

社会や理科の知識がWebテストで問われるのは珍しいですね。
SCOA「常識(社会・理科)」の出題形式と例題

続いては、常識の問題形式について簡単に紹介します。
SCOAにおける常識では、以下のような問題が出題されます。
- 社会(10問)
- 理科(10問)
それぞれ、例題を交えて問題の内容について紹介していきます。
「社会」について
「社会」では、地理・公民・歴史などの幅広い範囲から10問出題されます。
常識問題ということで、基本的には中学生の頃に習ったような問題が多いですが、高校レベルの問題も出題されることがあります。
次の各質問に答えなさい。
(1) ノルウェーなどに見られる、氷河の浸食作用によって形成された複雑な地形の湾や入江のことを何というか?
- カルスト
- ツンドラ
- フィヨルド
- タイガ
- エスチュアリー
(2) 古代ギリシア時代にアテナイのアクロポリスに建設された、ドーリア式の代表的な建造物である神殿は次のうちどれか?
- パルテノン神殿
- ゼウス神殿
- ヘラ神殿
- アポロン神殿
- アブ・シンベル神殿
(3) 次のうち、織田信長と関係あるものはどれか?
- 太閤検地
- 刀狩令
- 武家諸法度
- 生類憐れみの令
- 桶狭間の戦い
久しぶりに聞く単語も多いかもしれませんが、以上のように知っていれば短時間で・簡単に解答することができる知識問題ばかりです。
問題集などを通じてある程度覚えてしまいましょう。
ちなみに例題の解答は(1)が3、(2)が1、(3)が5です。
「理科」について
「理科」では、物理・化学・生物・地学などの幅広い範囲から10問出題されます。
常識問題ということで、基本的には中学生の頃に習ったような問題が多いですが、高校レベルの問題も出題されることがあります。
次の各質問に答えなさい。
(1) Naの原子量は23、原子番号は11である。Na+のもつ核外電子数は、次のうちどれか?
- 11
- 24
- 12
- 10
- 22
(2) 月面上の重力は地球上の約6分の1である。質量42kgの物体を月面上でバネばかりを使って測ると、目盛りは何kgのところを指すか?
- 42 kg
- 30 kg
- 7 kg
- 21 kg
- 3 kg
(3) 次のうち、種子植物の葉の特徴として正しいものはどれか?
- 日光が葉に当たると、でんぷんなどの養分ができる
- 葉の表皮にある気孔は、二酸化炭素と酸素のみの出入り口である
- 葉脈には網状脈と水平脈がある
- 光合成はミトコンドリアで行われる
- 葉は夜に蒸散を盛んに行い、昼に光合成を行う
幅広い分野から出題されるため、難しく感じる人もいるかもしれませんが、似通った問題が出ることも多いです。
社会と同じよう知っていれば短時間で解答できる問題も多いので、問題集などを通じて慣れ親しんでおきましょう。
ちなみに例題の解答は(1)が4、(2)が3、(3)が1です。
対策①SCOA「常識(社会・理科)」の問題集を利用

ここからは、実際の対策方法について紹介していきます。まずは「問題集を利用する」方法です。
他のテストでは、対策模試を利用する方法などがありますが、SCOAに関してはこれが最も王道で手っ取り早いです。
常識問題20問のうち、そのほとんどが知識を持っているかどうかで解けるかどうか決まってきます。そのため、どんな問題が出題されるのか、問題集を見て把握しておくことは非常に有効です!
本気で対策を行うのであれば、問題集を繰り返し(可能なら3周ほど)解いておきましょう。オススメの問題集はこちらです。

頻出の知識問題をまとめてくれているので非常に役立ちます!
対策②SCOA「常識(社会・理科)」を練習企業で受験

続いての対策方法は「練習企業で数理問題を受験する」という方法です。
何事も「慣れ」というのは大切です。「SCOA」を何回も受験して慣れておけば、本番でもうまくいく可能性が高いです。
何度も「SCOA」の問題を解いていると、同じ問題・似た問題に当たる頻度もどんどん増えてきます。「SCOA」は問題のバリエーションが多いテストではないため、同じような知識問題に出会うことも珍しくありません。
毎回分からなかった問題をすぐに振り返るようにしておけば、どんどん成績は上がっていきます!
※SCOAの導入実績がある企業には以下のような会社があります。(変更されている場合もあります)
- ALSOKグループ
- 沖縄銀行
- 兼松エレクトロニクス
- 産業技術総合研究所
- 住友精化
- 東洋紡
- 福岡国際空港
- ヤクルト
- ユニチカ など
自分で、どの企業がどのWebテストを利用しているのか知りたい場合は、「unistyle」という就活サービスの利用がオススメです。
質の高い選考情報が豊富な就活サービスで、体験記を買い取ってくれるので、非常に使い勝手が良いです。気になる人は下記ボタンからチェックしてみてください。
まとめ
ここまで、SCOAの能力検査「常識」の対策方法について紹介してきました。
社会や理科の問題は、他のWebテストで出題されることはほとんどありません。中学高校の知識を忘れている人も多いと思うので、しっかり対策しておきましょう!
問題自体は難しくないので、知識を少しつけるだけでそんなに時間はかからないはずです!
他の科目については以下の記事で解説しています。
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- ネット経由で購入する
- 先輩から引き継がれている解答集を使う
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