就職や転職をする上で年収を気にする人はかなり多いと思います。私もその一人でしたが、私は年収だけでなく「住宅補助」についてもかなり気にしていました。家賃をあまり払いたくなかったんですね。笑
(学生時代に家賃が4,300円の寮に住んでいたことが影響しているかも…。)
この記事を読んでいる人の中にも、「大手企業の家賃補助ってどんなもの?」と気になっている人が多いと思います。ということで今回は、実際に大手企業に入って家賃補助をもらっている私が、その内容を説明します。
大手企業の家賃補助ってどんなもん?
詳しい明言は避けますが、私は一般的にかなり知名度のある大手企業で働いており、現在は関東に住んでいます。現在住んでいる家の家賃は18万円です。
そのうち、会社が負担してくれる家賃補助額は8割です。つまり14万円強を補助してもらっている計算になります。
1年間で計算すると14×12=約170万円、福利厚生としてこれだけ補助してもらっているということです。企業毎にかなり差がある家賃補助の情報はあまり出回っていませんが、友人と話す限り、これは結構多い方です。
他にもこんなタイプの家賃補助がある
私が友人の話や、就活で色々な話をした中で聞いた家賃補助にはこんなものがあります。個人的には社会人になっても寮に住む、というのは結構しんどいですが、料理が出てくるところや綺麗なところもあるので、結構生活はしやすいかもしれません。
- 家賃の半分を補助(上限10万円)
- 会社の寮に入る(ご飯あり・家賃1万円)
- 他社との合同寮に入る(とても綺麗)
- 寮があるが、一人暮らしも選べる(その場合2万円の補助)
- 実家から通っても一定の補助を支給 など
このように、会社によって全然違ったり、補助がない会社もあります。また、住む地域によって家賃補助の上限が異なるケースも結構あります。
家賃補助は年収でもらうよりもお得?
これも会社によって違いますが、家賃補助はその支給方法によっては、普通にお金としてもらうよりもかなりお得になります。
なぜかというと、給料としてそのまま上乗せされる場合は、そこに税金がかかってくるからです。日本は累進課税で、年収が増えれば増えるほど税金の割合が増えていきます。そのため、給料としての上乗せは、サラリーマンにとって非常に損です!
私の勤務先では、家賃補助分が引かれた金額(2割分なので3万6千円)が、給料として振り込まれる前に引かれる、という形になっています。
そのため、住宅補助分の金額には税金がかからず、そのまま給料に上乗せされている人よりも可処分所得(使えるお金)は増えています。
家賃補助額の調べ方
家賃補助は会社独自の制度で、会社の状況によって変化することも多いです。そのため、ネットの情報が最新じゃないことも多いです。そのため、自分で情報を取りに行くのがオススメ。具体的には、下記の通りです。
- 就職エージェントを使用する
- OB訪問して聞いてみる
- 口コミサイトをチェックする
就職エージェント
就職エージェントは、就職のプロが就職活動における様々な悩みを聞きながらサポートしてくれるサービスです。
希望の会社について、エージェントに年収や家賃補助についても絡めて質問してみてください。あなたの希望を意識したサポートをしてくれます。
OB訪問
OB訪問といえば総合商社を志望する就活生のイメージが強いかもしれませんが、どの会社であってもOB訪問は効果的です。その中で家賃補助についても聞いてみてください。
お金の話をするのはちょっと…と思っている人もいるかもしれませんが、資本主義の世の中でお金のこと=生活のことを気にするのは当然です。躊躇せず聞いてしまった方が後々あなたのためになります。
OB訪問のサービスもあるので、効果的に利用しましょう!
口コミサイト
情報が最新ではない可能性もありますが、口コミサイトを利用するのもオススメです。実際に働いている社員の方が載せている情報のため、信憑性は高いです。
おすすめの口コミサイトは「Open Work」です。私が働いている会社の情報も、かなり正確に書いてあったのでぜひ使ってみてください。
個人的にかなりお世話になりました。そして今でも転職を考えるときにたまに見ています。笑
家賃補助は結構大事!
今回は、大手企業の家賃補助について、私の会社を例に説明してきました。年収にばかり気を取られて、福利厚生を気にしない人も多いと思いますが、結構普段の生活に影響してきます。
家賃補助以外にも、企業毎にユニークな福利厚生があったりするので、事前にチェックしておくことを薦めます!