こんにちは、ぷっかです。
総合商社・大手食品会社・デベロッパーなど7社から内定を頂きました。
当サイトでは、その中での学びやノウハウをまとめています。
就活する上で避けては通れないのが、SPIテストセンターです。
どの科目もクセがあり、苦戦している人も結構多いと思います。しかし、どの科目もしっかりと対策すれば高評価を得ることは可能です。逆に対策しなければ、高偏差値の大学に通っていても高得点は見込めません。
ということで今回は、SPIテストセンターの通過率100%の僕が、試験の対策方法をまとめます。
「SPIテストセンター」とは?
まず、SPIテストセンターとはどういう試験なのか、まとめておきます。
敵を攻略する前に必要なのは、まず相手を知ることです。SPIテストセンターがどういう相手なのかを、ここで完璧に知っておきましょう!
ここでは、以下の内容を説明していきます。
- SPIテストセンターの「特徴」とは?
- SPIテストセンターに「必要な能力」とは?
- SPIテストセンターの「試験科目」とは?
- SPIテストセンターの「評価形式」とは?
- SPIテストセンターの「高得点指標」とは?
SPIテストセンターの「特徴」とは?
まずは、SPIテストセンターを受験する上で、前もって知っておくべきポイントを紹介したいと思います。
以下の4点は非常に大切なポイントです。
- 使い回しが可能
- 点数は開示されない
- 正解すると問題は難しくなる
- 誤謬率は評価されない
使い回しが可能
最初は「使い回しが可能」という点です。これはSPIだけに限らず、全てのテストセンターに当てはまります。
そのため、一度だけ高得点を獲得できれば、あとはそのテスト結果を提出するだけで済みます。
点数は開示されない
続いては「点数が開示されない」という点です。これも全てのテストセンターに当てはまります。
テストを受験してもその点数は分からないため、結果が良かったかどうかは自分の手応えか、企業からの結果で判断する必要があります。
判断方法は後述しますが、簡単なので安心してください!
正解すると問題は難しくなる
続いては「正解すると問題が難しくなる」という点です。これは、SPIのみに当てはまる特徴です。
問題に正解すればするほど、難易度が上がっていくため、後半に難しい問題ばかりが連続した場合は、高得点が取れているということになります。
誤謬率は評価されない
続いては「誤謬率が評価されない」という点です。これもSPIのみに当てはまる特徴です。誤謬率とは「解答に対する間違ったものの割合」を意味しています。
SPIテストセンターでは誤謬率が考慮されないため、間違いが多くても評価が下がることはありません。
最終的に難しい問題をたくさん解ければOKです。
SPIテストセンターに「必要な能力」とは?
続いては、SPIテストセンターに「必要な能力」についてです。
SPIテストセンターでは、言語能力や論理的思考を定量化して、社会人としてのポテンシャルを評価するために行われます。
つまり、ESの文章だけでは分からない「社会人としての能力・ポテンシャル」が、SPIテストセンターに必要な能力です。
この能力差で、書類選考の足切りを行っています!
SPIテストセンターの「試験科目」は?
続いては、SPIテストセンターの試験科目についてです。求められている「社会人としての能力・ポテンシャル」は、下記の試験科目で可視化されています。
全部で4つの科目があります。
- 言語
- 非言語
- 英語
- 構造的把握力
SPIテストセンターでは「言語」「非言語」「英語」「構造的把握力」の4つの科目で、就活生の能力・ポテンシャルを判断します。
「言語・非言語」は全てのSPIテストセンターで受験することになりますが、「英語・構造的把握力」は一部の企業のみが導入しています。
「英語・構造的把握力」の導入企業は難関企業が多いです!
SPIテストセンターの「評価形式」とは?
続いては、SPIテストセンターの「評価形式」についてです。実はSPIテストセンターは大学受験のような「100点満点」の点数制ではありません。
受験者の能力を「1〜7」の7段階で評価する「偏差値形式」が採用されています。これは、SPIテストセンターを作成しているリクルートキャリア自身が明らかにしています。
「評価形式」について、詳しくは以下の記事で説明しています。
SPIテストセンターの「高得点指標」とは?
続いてはSPIテストセンターの「高得点指標」についてです。
SPIテストセンターの導入企業は、先ほど紹介した「1〜7」のうち、どこかにボーダーラインを設定しています。どこがボーダーになるかは企業ごとに違っており、公開もされていません。
しかし、一般的には総合商社や外資コンサルなどの難関企業でも「評価5」を超えていれば通過できる、とされています。
なので、SPIテストセンターを対策する上でも、評価5以上が目指すところになります。詳しくはこちらの記事で解説しています。
SPIテストセンター「言語」の対策
ここからは、科目ごとに対策方法を紹介していきます。さらに詳しくはそれぞれ別記事で解説しているので、そちらを参考にしてください!
まずはSPIテストセンターの冒頭で出題される「言語」についてです。言語の問題は大きく分けて2つの種類に分ける事ができます。
- 知識だけで解答できる問題
- 読解力がないと解答出来ない問題
知識だけで解答できる問題は「語句の意味」や「二語の関係」の問題です。また、読解力が必要なのは「空欄補充」や「長文読解」の問題です。
どちらも問題集で解答のコツを掴んでから、練習企業でテストセンターに挑戦するのが高得点への近道です。
この時、前半の問題はスピード感を持って、後半の難しい問題はじっくりと挑戦するのがオススメです。より詳しくは以下の記事を読んでみてください!
SPIテストセンター「非言語」の対策
続いては、SPIテストセンター「言語」の後に出題される「非言語」についてです。
非言語の問題内容は大きく分けて以下の2つに分ける事ができます。
- 公式を覚えれば簡単に解ける問題
- じっくり考えなければ解けない問題
公式を覚えれば簡単に解けてしまうのは「料金の計算」や「場合の数」などの計算問題です。こちらは問題集の解法を暗記するだけなので、全く難しくありません。
また、じっくり考える必要があるのは「推論」の問題です。こちらは公式の暗記で立ち向かうことはできません。問題集で解き方のコツを覚えたあとは、練習企業でテストセンターを受ける必要があります。
「推論」には、難しくて時間のかかる問題が多いので、慣れて解答速度を上げるのがポイントです!以下の記事で、より詳しく解説しています。
SPIテストセンター「英語」の対策
続いては、一部の企業のみで導入されている「英語」についてです。グローバルにビジネスを展開する企業での導入が多いです。
英語の問題内容は大きく、以下の3つに分ける事ができます。
- 語句・単語の知識で解ける問題
- 文法の知識で解ける問題
- 読解力が必要な長文問題
実は、英語の試験はかなり難しいです。必要な知識を短時間で網羅するのは不可能だからです。長文の解答時間もかなり短いです。
そのため、知識で解ける問題のうち「簡単な問題」を確実に正解する必要があります。分からない問題は諦めて、評価の上がる長文読解に時間を割きましょう!
以下の記事で、より詳しく解説しています。
SPIテストセンター「構造把握力」の対策
続いても、一部の企業のみで導入されている「構造的把握力」です。総合商社など難関企業での導入が多いです。
構造的把握力の問題内容は大きく、以下の2つに分ける事ができます。
- 言語の仕分け
- 非言語の仕分け
どちらも「文章の構造を読み取って仕分けをする」という点では同じですが、問題に使用されている題材とアプローチの仕方が異なります。
言語の仕分けは、与えられた文章から共通項を見つけて、構造化することで答えを導きます。一方で非言語の仕分けは、計算パターンを明らかにして仕分けを行っていきます。
どちらも、「問題集を徹底的に繰り返す事」と「練習企業でのSPIテストセンター受験」が重要になります。詳しくは、以下の記事を読んでみてください。
まとめ
今回は、SPIテストセンターの概要とそれぞれの科目の対策方法について紹介してきました。
SPIテストセンターは高得点のための難易度が高く、非常にクセのあるテストです。舐めてかかると普通に落ちてしまうので、しっかりと対策しておきましょう!
そして、高得点ボーダーである「評価5以上」を狙いましょう。
まだ「内定」をもらえていない就活生へ
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- 「やる事が多すぎて就活に時間が割けない…」
- 「就活を始めるのが遅すぎた…」
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