こんにちは、ぷっかです。
総合商社・大手食品会社・デベロッパーなど7社から内定を頂きました。
当サイトでは、その中での学びやノウハウをまとめています。
就活をしていて避けては通れないのが、Webテストやテストセンターの受験です。有名大学出身でも対策していないと落ちてしまう人がたくさんいます。
Webテスト・テストセンターの中で有名なのは「玉手箱」や「SPI」ですが、実はその中に「SCOA」と呼ばれるものがあります。
今回は、最近テストセンター形式も追加された「SCOA」について詳しく解説していきたいと思います。
「SCOA」ってどんな試験?試験科目は?
「SCOA」はNOMA総研という会社が作成しているテストです。「玉手箱」は日本エス・エイチ・エルという会社が、「SPI」はリクルートキャリアが作成しているので、これらとは別物と言えます。
一言で「SCOA」と言いますが、その中には様々な種類があります。「SCOA-F」や「SCOA-C」と呼ばれるものもありますが、就職活動で一般的に用いられているのは「SCOA-A」という形式です。
「SCOA-A」は基礎能力を総合的に測定するためのテストで、5科目のものと3科目のものがあります。また、企業によっては独自の問題を加えたものが出題される場合もあります。
「SCOA-F」は各科目について精密な結果を測定するためのもので、科目ごとに時間を区切って行います。「SCOA-C」は事務職に特化した能力を測定するテストで、「SCOA-B」は性格テストのみです。
この記事では「SCOA-A」に焦点を当てて解説しています。
「SCOA」の特徴とは?
「SCOA」の大きな特徴は以下の通りです。(こちらはSCOA-Aの5科目に関してです。)
- 常識問題(社会・理科)が出題される
- 60分一括で実施される
- 誤謬率は得点に影響しない
それぞれについて解説していきます。
常識問題(社会・理科)が出題される
「SCOA」の大きな特徴として常識問題があります。社会や理科の知識が要求される問題です。他のWebテストでは社会や理科の知識が求められることはほとんどありません。
「SCOA」には知らなければ解けない、逆に言うと知っていれば解ける問題がたくさんあるため、事前に知識を蓄えておくことが重要です。
中学や高校に戻った気分で、再度復習することをオススメします!
60分一括で実施される
「SCOA」の中でも就職活動で一般的な「SCOA-A」の5科目バージョンでは、5つの科目の問題を60分一括で解くことになります。
一つ一つの科目ごとに制限時間が与えられていないので、自分で時間配分を考えて問題を解いていくことが重要です。
知識が要求される問題はパパッと解いて、わからなければ切り捨てる方が良いでしょう。
誤謬率は得点に影響しない
また、「SCOA」では誤謬率(間違えた問題の割合)は得点に影響しません。
そのため、分からない問題があった場合は飛ばさずに、なるべく何かしらの答えを書く、もしくは入力することをオススメします。
できるだけ回答欄は埋めた方が点数は上がります。
SPIテストセンターは誤謬率が影響するので注意しましょう!
「SCOA」にはテストセンター形式もある?
テストセンターと言えば「SPI」という人が多いと思いますが、テストセンターにはほかにもいくつか種類があります。
以下の3種類が、就職活動で比較的多く出会うテストセンターだと思います。どのテストも使い回しすることができるので、一度高得点を取ってしまえばあとは楽です。
- SPIテストセンター
- ヒューマネージ社テスト(TG-WEBのテストセンター)
- C-GAB(玉手箱のテストセンター)
この3つに加えて、2015年からは「SCOAのテストセンター」も開始されています。しかし、「SCOAのテストセンター」では使い回しをすることができません。
もしSCOAのテストセンターを受ける場合は、何回受けても良い成績が取れるような状況にしておきましょう!
「SCOA」の見分け方は?
Webテストには「玉手箱」や「SPI」以外にも様々な種類があります。そのため、事前にどのテストを受けるのか知っておくことが重要です。
「SCOA」の見分け方はこちらの通りです。
- 予約サイトの画面でテスト名と時間が「適性検査(105分)」
- ただし、企業によって制限時間は変わる場合あり
- ページ下部にCBT-Solutionsのコピーライトがある
ヒューマネージ社のテストセンターと会場名が同じなので、見間違えないように注意する必要があります。
「SCOA」の対策方法とは?
ここからは「SCOA」の対策方法についてご紹介します。大まかな対策方法は以下の通りです。
- 本を使って対策する
- Webテスト解答集を利用する
- 「SCOA」を実際に受けてみる
本を使って対策する
まずは「本を買って対策する」という方法です。こちらは王道ですが、Webテストは種類が多いので、結構お金がかかってしまうのが難点です。
SCOAの対策をする場合はこちらの本がオススメです。社会や理科の常識問題に必要な知識も、これで勉強することができます。
大変かもしれませんが、王道で通過率も高い方法です。
Webテスト解答集を利用する
続いては、Webテストの解答集を利用する方法です。就活ではWebテストの解答集がたくさん出回っています。
これを利用するのも一つの方法です。それをそのまま利用するのが嫌な場合は、一度他の企業で使ってみて、どういった解答が正解なのかを確認するのもいいと思います。
「解答集を持っていない・入手方法が分からない」という方はこちらで購入することができます。総合商社や外資企業に内定した友人と作成した解答集なので通過率はかなり高いです。
「SCOA」を実際に受けてみる
最後に紹介するのは「実際にSCOAを受けてみる」という対策です。
知識が求められる問題が多いSCOAでは、同じような知識を求められる問題が出ることが多いです。そのため、SCOAを何度も受験していると、以前解いたことのある問題と出会うことがあります。
どんな問題が出るのか、事前に練習企業を見つけて受験しておくのも大きな対策になります。
やはり本番の雰囲気と問題を実際に体験しておけると、かなり有利です。
「SCOA」の導入企業例は?
ここまで「SCOA」について解説してきましたが、「SCOA」を導入している企業にはどんなところがあるのでしょうか?
過去に出題実績があるのは以下のような企業です。(利用するWebテストを変える企業もあるので、参考程度でお願いします。)
- ALSOKグループ
- 沖縄銀行
- 兼松エレクトロニクス
- 産業技術総合研究所
- 住友精化
- 東洋紡
- 福岡国際空港
- ヤクルト
- ユニチカ など
自分で、どの企業がどのWebテストを利用しているのか知りたい場合は、「unistyle」という就活サービスの利用がオススメです。
質の高い選考情報が豊富な就活サービスで、体験記を買い取ってくれるので、非常に使い勝手が良いです。気になる人は下記ボタンからチェックしてみてください。
まとめ
今回は、Webテストの中でも少しマイナーである「SCOA」について詳しく説明してきました。
マイナーであるが故に情報はまだあまり多くありません。知識が要求される問題も多いので、しっかり対策しておきましょう。
また、最近はテストセンターでの受験も行われているので、SPIや他のテストと間違えないように気をつけましょう!
まだ「内定」が無い就活生が使うべきサービス
こんな就活生、結構いるんじゃ無いでしょうか?
- 「学生時代に頑張ってきた事が特にない…」
- 「やる事が多すぎて就活に時間が割けない…」
- 「就活を始めるのが遅すぎた…」
正直、僕も学生時代はこれに当てはまっていました。理系の大学院生だったので研究に追われ、学生時代に頑張ったことも特になしです。
しかし、結果的に総合商社を含む7つの会社から内定をいただく事ができました。その理由は「質の高い就活サービス」をうまく活用したからです。
ここではまだ「内定」をもらえていない就活生のために、質の高い就活サービスを厳選して4つまとめました。
①選考STEPを短縮「OfferBox」
「OfferBox」は企業側からオファーをもらう事ができるサービスです。登録企業には、以下の通り有名な会社が並んでいます。(実際、私のところにも記載の企業からオファーが来ました)
逆求人サイトには色々と種類がありますが、「OfferBox」はその中でもスカウトの質が高いです。多くが、ES免除やインターンの招待など、選考STEPを免除したものです。
大手企業からもしっかりスカウトが来る(僕は年収1,000万を超える企業に内定をもらいました)ので、まだ内定が無い就活生はぜひ登録しておきましょう。
OfferBoxは自己分析ツール『Analyze U+』の質も高いので、これを使って効率よく自己分析するのもオススメです!
②より内定の確率をあげたいなら「dodaキャンパス」
「dodaキャンパス」も質の高い逆求人サイトです。OfferBoxだけじゃ物足りない、内定の確率をさらにあげたいという人は、こちらにも登録しておきましょう。
dodaキャンパスはあの有名な「ベネッセ」が運営している逆求人サイトです。OfferBoxと同様に、選考を免除したスカウトが多く届きます。
就活のプロがESを添削してくれるキャリアサポートも充実しているので、誰か相談役が欲しいという人は登録しておきましょう!
③スキルに合った企業からオファー「ジョブティ」
「ジョブティ」も企業からオファーが届く形式のサービスです。ただ、他と少し違うのは、学歴やESの内容ではなく、仕事力でスカウトが届く点です。
まだまだ学力フィルターが存在するのは事実ですが、学力と仕事力の相関はそこまで高くありません。そのため、学歴はないけど仕事力には自信がある人にオススメ。
実際に内定が出ている企業には、かなりの大手が並んでいます。自分の仕事力がどれぐらいか分からない、という人も一度使ってみてください!
内定の近道となるはずです。
④内定者の体験記が見れる「unistyle」
「unistyle」は、質の高い選考情報が豊富な就活サービスです。内定者からの詳しい選考情報やアドバイスが掲載されているので、活用しない手はありません。
掲載されているESの数は5万を超えており、情報は常に最新のものに更新されています。僕自身、就活中にかなりお世話になりました。
また、unistyleは「選考体験記」を買い取ってくれるところもオススメポイントです。内定の確率を高めながら、お金も稼げる一石二鳥のサービスです。